小牛のチョコレートソース煮
映画「チャーリーとチョコレート工場」のDVDが2月に発売されました。私はジョニー・デップの怪奇派な演技はけっこう好きなのですが、「うーん、この格好はどうだろう・・・それに子どもの映画だし・・」とちょっと敬遠してました。しかしこの映画の原作がロアルド・ダールだと知って、がぜん興味が出ました。私はロアルド・ダールのブラックな感覚が好きなので、「この映画もきっとただのお子様ファンタジーじゃないはず」と期待が膨らみました。実際、この映画は表向きは子ども向きですが、とても子どもに辛らつでブラックなので、どちらかというと大人向きだという評判です。
ストーリーはこんな感じです。――とても貧しい家の子どもチャーリーは、近所にあるウォンカの世界一有名な大きなチョコレート工場に憧れています。この工場は従業員が出入りする様子がないのに、ただチョコが生産され出荷されるという、ミステリアスな工場です。
ある日社長のウィリー・ウォンカが「チョコの包装紙の中にある黄金チケットを手に入れた5人の子どもを工場見学に招待する」という告知をしたことで、世界中でチョコ買占め騒動が置き、4人のそれぞれクセのある子どもたちがゲットします。チャーリーは貧しいのでチョコを買いあさることもできず、諦めていましたが、あるとき拾ったお金でチョコを買うと、最後のチケットが当りました。工場見学の当日集まった子どもたちは、とにかく食べまくる肥満児オーガスタス、金に物言わせてチョコを買い占めたベルーカ、賞マニアで常に勝ち組のバイオレット、チケットの入っているチョコを統計計算で見つけたマイク、そして運だけのチャーリー。この子どもたちと保護者たちが工場に入るとそこには・・・というお話です。とっても荒唐無稽で、意味もなく笑わせられるシーンが山盛りです。
ただ、最後の物語の結末だけは「ロアルド・ダールにしてはきれいな美談だな」と変に思って原作を読んでみたら、やはり違っていました。結末は読んでのお楽しみに。
今回作った料理は、映画の1シーンで肥満児オーガスタスがチョコの沼にはまってチョコまみれになる場面を思い出しながら、ちょっとブラックな気分で作りました。実際には映画では子どもを食べてしまうことはありませんからご安心を。
チョコソースと肉というのは、かなり相性が良いものです。だまされたと思って試していただきたい味です。見た目はハヤシライスです。『赤い薔薇ソースの伝説』の原作や映画「ショコラ」にもチョコソースの料理は登場します。本来は「モーレ」というメキシコ料理です。香りも味も、一瞬「あ、ヨーロッパ風のカレーだ」と思うほど、カレーぽいので、ご飯にパンによく合います。作り方はこんな感じです。
材料(2人分)
小牛すね肉(ボビーヴィール):150g(鶏でも豚でもOK)
リンゴ:1こ
玉ねぎ:1こ
ニンジン1本
ニンニク:ひとかけ
野菜スープ:500cc 程度
カカオパウダー:大匙4
チリペッパー:少々
塩・コショウ:少々
作り方
①玉ねぎはくし切り、ニンジンは乱切り、ニンニクは粗みじん、リンゴは1口大の大きさに切る
②鍋に油を敷き①を炒め、ネギがしんなりしてきたら、一口大に切った小牛肉を入れ炒める。
③肉の表面に軽い焦げ目がついたら、野菜スープをひたひたになるくらい入れて煮立てる
④材料に日が通ったら、カカオパウダーをダマにならないよう手早くかき混ぜながら振り入れる。
⑤チョコソースがなめらかになってきたら、チリペッパー、塩・コショウで好みのピリ辛さに味を調える。
⑥20分~30分ほど弱火でじっくり煮込み肉がトロトロしてきたら出来上がり。
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コメント
きょうは工場が発売した?
投稿: BlogPetのみみちん | 2006年2月28日 (火) 11時09分
うさうささんこんにちは。いらっしゃいませ。
チョコレートソース煮、一度試してみてください。ほんとに、カレーとハヤシライスの中間みたいな感じで、日本人の口にも違和感なく食べれるんですよ。カカオパウダーはもともとよくカレーの隠し味に使われますよんr。味に深さがますんです。
投稿: らんこ | 2006年2月24日 (金) 13時17分
こんにちわ!
小牛のチョコレートソース煮ですか~。
美味しそうですね。
チョコレートソース煮って初めて見ました。
映画とぴったりな1品ですね。
カカオパウダーも入ると、コクが出るのかな。
投稿: うさうさ | 2006年2月23日 (木) 14時00分